
毎月の通信費や住宅ローンが家計への
負担が大きい・・・
どうすればいい?
契約の乗り換えで節約
支出を削減する際、通信費や住宅ローンなど、
毎月一定額かかる「固定費」にメスを
入れることは有効です。
というのも、固定費は一度見直してしまえば、
その後も節約効果が得られます。
何よりうれしいのが、まとまった金額を
減らせる可能性が高い点です。
まず、携帯電話やスマホなどの通信費から
見ていきましょう。
例えば、NTTドコモなどの大手キャリアが
提供するスマホの利用料は、月額1万~
1万5千円程度という方が多いようです。
「格安スマホ」に乗り換えれば、
2千~3千円程度に抑えられる可能性が
あります。
さらに、一人だけでなく、家族の分も
合わせれば大きな削減につながります。
格安スマホは、通常のSIMではなく
低価格のSIMを利用。
現在、「楽天モバイル」や「OCN」
「BIGLOBE」などの企業が参入し、
お得な料金プランも多数登場しています。
ただし、1回の通話時間が長い人の場合、
かえって通信料金がかさみ、結果的に
支払額が高くなることもあるので、
その点も考慮する必要があります。
次に住宅ローンですが、現在、住宅ローンの
金利は、史上最低の水準。
ですから、数年前に住宅ローンを借りたままで、
その後、見直しをしていない方は、借り換えを
検討してみよう。
一般的に借り換えの効果があるのは、
「住宅ローンの借入残高が1千万以上」
「住宅ローン借入残期間が10年以上」
「現在の借入金利と借り換え金利差が1%以上」
の三つを満たすケースといわれています。
最近は、ネット銀行を中心に借り換えの
諸費用が安くなっています。
例えば、住信SBIネット銀行やソニー銀行など、
借り換えの諸費用が安い銀行を利用すれば、
金利差が0.3%でも削減効果を得られる
場合があります。
ケースによっては、毎月の返済金額が数万円の
削減になり、加えて、総支払利息を数百万円も
削減ができることも。
通信費にせよ、住宅ローンにせよ、毎月固定で
かかる費用を削減できれば、節約効果は
大きいので、ぜひ、心当たりがある方は、
検討してみてください。