ライフ 子育て

幼児にスマホは大丈夫なの・・・?

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親にとってスマートフォンやタブレット

端末は、あると情報収集だけでなく子育てにも

便利なツールの一つです。

幼児の場合、面白いアプリや動画を見せると

気を引きことができるので、泣き止まない

時やぐずった時には、オモチャとして与える

こともあるでしょう。

ただ、幼児のスマホ利用はどこまでよいのか

不安なのでは・・・?

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睡眠不足と機会損失

*子どものスマホ使用について、
      発達への影響を心配する声も

スマホの使用がどのような影響を与えるのか

関心が高いですが、まだ科学的根拠がない

ので明確に言えませんが、多くの親にとって

スマホは不可欠なツールになってきています。

親の育児ストレスの軽減に役立っている

面もあり、

「幼児にスマホを使わせてはいけない」などと

言うのは現実的ではありません。

実際、スマホに触れることでのメリットもあります。

ITリテラシー(理解し生かす力)を早期に

身に付けたり、動画の閲覧で言葉やさまざまな

知識を習得したりすることもできるでしょう。

そうしたプラス面も踏まえて、スマホや

タブレットなどの使用で注意した方が

よいと思うことがあります。

《物理的影響》

目などの体への影響などです。

スマホを一定時間見続けると、近いもの

しか見ないので目が疲れます。

また、画面から出るブルーライトは脳を

覚醒させる作用があるため、睡眠リズムを

狂わせ、睡眠の量と質が落ちる心配が

あります。

子どもの脳が発達するには、良質な睡眠が

不可欠ですから、注意したいです。

《機会喪失》

他の活動をすることで得られる成長の機会が

スマホを使用することで奪われてしまう、

という意味で、特に脳の発達で見ると、

幼児期から思春期くらいまでにさまざまな

領域で発達のピークが来ます。

最も効率的に能力を伸ばせる時期に、

スマホばかりしてしまうのはもったいない

でしょう。

発達のピークといっても、決して

「それ以降も発達しない」という意味では

ありません。

脳には変化しやすい性質があるので、どの

年代からでも努力、挑戦することで、

時間がかかってもさまざまな能力を身に付ける

ことができるといわれています。

発達のピークとは、最も効率的に発達するのが

この時期という意味です。

同じことをするにしても幼児期に行えば

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すぐ見に付くことでも、大人になってからだと

随分と時間がかかるなという経験をされている

とは思いますが、発達が頂点を迎える順番に

合わせて生活環境を整えることで、子どもの

可能性を十分に引き出すことが

できると思います。

使い過ぎに注意!

*子どもの年齢ごとに、関わり方が大事

まず、0~1歳ぐらいまでに重要なのは、

愛着形成です。

愛着とは、特定の養育者との間で形成

される絆のことです。

子どもが心身ともの健やかに成長するための

基盤になります。

2歳ごろから知的好奇心が急速に育ちます。

自分で歩けるようになることから、自分の

周囲の物事への関心が高まるのです。

多くの人と触れ合い、新しいことを体験した

分だけ脳は刺激を受け、さらに知的好奇心を

高めていくと考えられています。

この時期には、豊かな自然がある空間に行き、

五感を刺激するといいでしょう。

知的好奇心の高さは、その後の学力の意欲

にもつながるため、とても大切だと思います。

3~5歳は、身体機能が一気に高まる時期。

跳んだり、駆けたりもします。

基礎的な運動能力を効率よく伸ばすことが

できる時期ですから、走る、跳ぶ、投げると

いった全身を使った大きな動きはもちろん

多様な動きも体験させたい時期です。

また、大きな動きだけでなく、指先を使った

細かな動きもできるようになるので、楽器を

始めるのにも適した時期といえるでしょう。

器用さを身に付けるのにも絶好の時期です。

8~10歳は言語能力をつかさどる脳の

発達がピークを迎えます。

母国語はもちろん、英語や外国語を

効率よく見の付けるのに適しています。

思春期は、人間のコミュニケーションを

つかさどる前頭前野が発達のピークです。

この時期は、自分の要求が通らなくても

我慢をするなどの協調性を身に付けると

ともに、他者の立場から物事を考え、

行動できる力などが伸びる時期です。

脳の発達としては、小学校高学年から

思春期くらいにかけてコミュニケーション

能力の成長が加速するので、この時期は、

友達といっぱい遊び、コミュニケーションを

取ることが大切です。

スマホを使わせる時間を無理してゼロに

する必要はありませんが、成長の機会損失が

あることを理解し、使い過ぎないように

保護者は意識して関わる必要があるでしょう。

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