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冷凍保存を賢く活用しよう!

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安売りしていた野菜を買ったものの、

食べきれず、ダメにしてしまった

そんな経験はありませんか?

冷凍保存を賢く活用することで、無駄なく

食材を使い切れます。

キュウリなど「冷凍には不向き」と

思われがちな食材も、素材の特徴を生かし

冷凍すればおいしく味わえます。

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節約だけでなく時短にも

冷凍保存の最大のメリットは、冷蔵に

比べて長く保存できること。

「たくさん買っても使い切れない」

というときも、冷凍しておけば、必要な

ときに必要な分だけ取り出せばよいので、

食材を使う前にダメにしてしまうことが

減ります。

また、時間に余裕があるときに、野菜や

肉を使いやすい大きさに切ったり、

味付けしたりして保存することで、日常の

料理の時短にもつながります。

さらに、冷凍によって食材に変化が生まれ、

料理の幅が広がるという面も。

特に豆腐は、解凍すると高野豆腐のような

食感に。

味が染みやすくなり、煮物に適しています。

他にも、ナガイモを凍った状態で

すりおろすと、おろしたては“ふわふわ”、

かき混ぜれば“とろとろ”と、両方の

食感を楽しめるのも冷凍保存ならではの

魅力です。

◆ 解凍の要は“温度と時間”

冷凍とセットで大切なのが“解凍”。

ポイントは食材にダメージを与えやすい

温度をスピーディーに通過することです。

食材にもよりますが、一般的にダメージを

与えやすい温度とは、マイナス5~1度、

そして10~40度の常温。

この温度帯をゆっくり通過すると、食材の

細胞が壊れ、味を損ないます。

例えば、冷凍した野菜や肉を炒め物に

するなら、凍ったままフライパンで加熱

するのがお勧めです。

また、解凍後に常温で放置することは、

食材の劣化につながります。

極力、食材を使う時間を逆算して解凍を

始めましょう。

◆ 定期的な棚卸しを

長期保存が可能な冷凍保存ですが、永久的に

鮮度が保たれるわけではありません。

食材の劣化は少しずつ進んでいるのです。

生の肉や魚、乳製品、生卵といった鮮度が

落ちやすいものは、2~3週間を目安に。

野菜や一度調理したものは、1ヵ月程度で

使い切りましょう。

ぜひ、習慣化してほしいのが、月に

1回の棚卸し。

「今日は、冷凍庫のストックを使おう」と、

あるもので献立を考えることで、食品の

ロスの削減にもなります。

◆ 扉の開閉を少なめに

一般的に、冷凍庫内の温度はマイナス

18度以下に設定されています。

ところが、扉を長く開けているとすぐに

温度が上昇。

すると、霜が付いたり鮮度が落ちたりと

食材の質も悪くなります。

可能な限り、扉の開閉は控えたい

ところです。

そこで心掛けたいのが、冷凍庫内の

“整理整頓”。

食材を捜すことが減り、扉の開いている

時間を短くできます。

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押さえよう 4つの基本

① 鮮度がよい状態で

最も重要なポイントがこれ!

購入して、その日に使わない食材は、

すぐに冷凍を。

傷んでからでは遅いです。

② できるだけ空気を遮断

食材のみずみずしさを保つための

ポイント。

冷凍庫内は非常に乾燥しています。

小分けの食材は、一つずつラップで

包んでから保存袋に。

汁気がある場合は、空気を抜いて

保存袋を閉じましょう。

③ スピーディーに冷却

鮮度をキープのため、冷却時間は短めに。

食材を薄く平らにすると、早く凍結させる

ことができます。

④ 同じ大きさにカット

均一にむら無く冷やすことができ、

調理の際にも便利です。

おススメ冷凍術

◇ キュウリ

〈 手順 〉

①キュウリは薄切りにして、ボウルに入れる。

 塩適量
(キュウリ1本に対して塩小さじ3分の1弱)

を振ってもむ。

②しんなりしたら、汁ごとファスナー付の

 保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じる。

 平らにし、冷凍庫へ入れる。

〈 解凍 〉

ボウルに保存袋ごと入れ、水道水が少しずつ

流れている状態にする。(流水解凍)

解凍したら、汁気を搾り、あえ物などに

活用するのがお勧め。

◇ ジャガイモ

〈 手順 〉

① 皮付きのジャガイモを丸ごと蒸して、

  厚めにスライスする。

② 少し置いて水分を飛ばしたら、一枚ずつ

  ピッタリとラップで包み、ファスナー付の

  保存袋に入れ、冷凍庫へ。

〈 解凍 〉

電子レンジなどで加熱する。

ポテトサラダやグラタンに使うのもOK。

◇ アサリ(殻付き)

〈 手順 〉

① アサリを砂抜きして、殻をこすり合わせて
 
  よく洗い、冷凍可能な保存容器に入れる。

② 水をアサリが浸るくらい入れ、ふたをして

  冷凍庫で凍らせる。

〈 解凍 〉

鍋やフライパンに氷ごと入れ、ふたをして殻が

開くまで一気に強火で加熱する。

汁にうま味が含まれているので、パスタや

みそ汁に使うのがお勧め。

シジミも同様に冷凍・解凍できます。

◇ ショウガ

〈 手順 〉

① ショウガは使いやすい大きさに切り、

  一つずつラップで包む。

② ファスナー付の保存袋に①を入れ、

  空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫へ入れる。

〈 解凍 〉

保存袋から出し、凍ったまますり下ろしたり、

切ったりして使う。

※ニンニクの場合はラップに包まず、1かけ

 ずつ皮付きのまま保存袋に。

 ミョウガは縦半分に切り、後はショウガと

 同様です。

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