食事や旅先の風景など、スマホで撮影
されている方も多いと思いますが、
自分の納得のいく写真が中々撮れない
なんて方もいると思います。
そこで、どのようなシーンでも気を付けたい
基本的なポイントです。
スマホでもかっこ良く撮れる
良い写真というのは、
“伝えたいことが伝わる”写真。
まずは何を移したいのかを考え、主役と
なる被写体を決めます。
それから、何げなくシャッターを
切るのではなく、主役が良く写るように
撮影することが大事です。
「写真は引き算」という言葉があります。
主役以外の余計なものができるだけ
写らないように、意識しましょう。
これだけでも、写真の印象は大きく
変わります。
伝えたいことを上手に表現する
テクニックに「構図」があります。
スマホの形状から、気が付くと
縦にしてばかり撮っていませんか?
スマホの向きと角度で、写真の印象が
変わります。
スマホを横に向けて撮る「横位置構図」は
空間の広がりや」安定感、縦にしたまま
撮る「縦位置構図」は高さや奥行きを
表現するのに適しています。
「ローアングル」とは、被写体を見上げる
ような角度で撮影すること。
迫力や躍動感、高さを強調する効果が
得られます。
風景写真は、まっすぐに水平が基本。
中途半端に傾いていると、雑に撮った
印象を与えてしまいます。
◇ グリット機能で構図をきめる
そこで便利なのが、スマホのカメラに
内臓されている「グリット」という機能。
グリットは、写真をバランスよく撮影する
ための補助線です。
スマホの設定画面から、カメラの項目に
あるグリットをオンに。
構図を決める目安として、活用しましょう。
グリットを使う構図の一つに
「三分割構図」があります。
写真を撮るとき、主役を画面の中央に
合わせて撮ることが多いと思います。
三分割構図は、画面を縦横それぞれ
三分割した「ライン上」、「交点」に
被写体を置く構図。
バランスの取れた安定感のある写真が
撮れます。
例えば、水平線や建物、テーブルなどは
ライン、人物や花などは交点に置く
ようにします。
全体のバランスを見ながら、ラインや
交点を目安に構図を決めましょう。
今までとは一味違った写真が
撮れるようになります。