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幼児期の食事!好き嫌いが多い子への関わり方!

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子どもに栄養たっぷりの食事を用意しても、

思うように食べてくれないことがあります。

「好き嫌いが多い」「食が細い」といった

幼児期の食に関することに悩んでいる人も?

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楽しく食べるを優先に

◆ 子どもの様子をよく見る

《好き嫌いの多い子への関わり方は?》

一人ひとり個性が違うように、食欲も

一人一人違います。

小さい頃は食が細い子でも、

成長発達とともに食欲が変わり、

食べる量が増えることもあります。

子どもは年齢とともに食への

関心が変わります。

同じ物しか食べないと、栄養不足で発育に

影響があるのではと、親は子どもへの

責任感からとても心配になります。

実際、幼児期に特にカボチャ、トウモロコシ、

サツマイモといった赤や黄色系の野菜は

甘みがあるので好んで食べますが、ピーマン、

ほうれん草などの緑色の野菜は、苦味が

あるものが多く、避ける子がいます。

栄養面からいえば、好き嫌いなく

食べられる方が理想的です。

ただ、まず大切なのは、食べないことで、

子どもが困っているかどうかだと思います。

緑の野菜を全然食べない。

でも、元気で走り回っているし、風邪も

ひかない。

このように伸び伸び育っているならば、

今のその子にとっては実は、食べないことの

デメリットはなく、困っているのは親だけ

ということになります。

《元気がない場合は心配》

偏食が続き、顔色が悪く、風邪をよくひくと

いった状況ならば、工夫が必要ですね。

偏食が激しければ、カレーやハンバーグに

野菜を多めに入れたり、具だくさんの

スープを作ったりして補うのが一般的。

量を食べないのであれば、量を

増やすのではなく栄養価の高い食材を

うまく取り入れて、お皿には少なめによそい、

少ない量で完食できる喜びを与えましょう。

ただ、途中でお菓子を食べて食欲が

湧かないのであれば、生活を改善しないと

いけませんね。

親がお菓子を食べる習慣があると子どもも

好んでお菓子を食べます。

子どもは親の姿をよく見ていますからね。

◆ 嫌な気持ちに共感を

*偏食が激しいと、今後も食に
        興味が湧かないのでは?

保育園や幼稚園などに通い始めると、

普段食べていない物も、周囲の先生の

サポートで食べていることがよくあります。

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ある保育士さんは野菜を箸でつまみ、

電車に見立て、

「しゅっしゅっ、ぽっぽ、
     野菜の電車が走っているよ~」

「あ、○○ちゃんのお口の駅に到着です」

と楽しそうに語り掛けながら、

子どもの口に持っていきます。

他の子どもも、周りの友達が先生に

褒められている姿を見ると、嫌いなはずの

物を口に運んだりします。

そのように、さまざまな人との関わりの中で

徐々に偏食は改善されていきます。

家では子どもは甘えたいので、

先の保育士さんのように関わるのは難しい

かもしれません。

ただ、偏食が激しいのは、園で苦手なものを

頑張って食べているから、家の中くらいは

頑張りたくない、という思いがあるのかも。

まずは、「なぜ、食べたくないんだろう?」

と子どもの心に寄り添って一緒に考えて

みることが大事ですね。

同じ物を食べたとしても、食べたくない物を

無理やり食べさせられるのと、楽しみながら

リラックスして食べるのとでは、

消化吸収が異なります。

心と自律神経が密接に関わっているからです。

◆ 心の支えになる思い出

*楽しく食べるために家庭では
     どのような心掛けが大切なのか。

親は子どものために一生懸命です。

あだ、子どもに栄養のある物を少しでも

多く食べさせたいと思い過ぎると、

しんどくなります。

一生懸命に手間を掛けて作ったのに

一口食べたら「もういらない」と

言われ、落胆した経験がある方も多いと

思います。

子どもの食の問題は、親が普段、子どもに

どのように接しているのかも大きく関わって

くるので、食そのものの問題だけでなく、

親の考え方や生き方を見つめ直すことも

解決の近道だと思います。

「子どものご飯はレシピ通りに
        きちんと作らなければ」

という思いを捨て、気軽に考えて少し

手を抜くことが大切ですね。

親も一緒に食べられる料理を作り、子どもが

食べたいと言ってきたら、分けてあげる。

それくらいの感覚でもいいと思うのです。

残されるストレスがなく、

親も気が楽でしょう。

ストレスを減らし、親も子も笑顔になる

食事の時間をたくさん作りたいもの。

親と一緒に食卓を囲んで笑顔で食べた

時間は、子どもにとって何よりの思い出

として長く記憶に残ります。

家庭での食の思い出は、大人になってからも

心を支える力になると思います。

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