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四季の花(秋の花)に出会う旅!

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群れで咲き誇る妖しくも美しい花。

500万本といわれる彼岸花が

覆い尽くす光景は思わず息を

呑む美しさ。

また、日本人の感性にぴったりな

秋の花の代名詞コスモス。

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妖しくも美しい花!彼岸花

秋の大地に火花のような赤い花を

咲かせる彼岸花。

秋の彼岸の頃に花を咲かせることから
(秋分の日と前後3日を合わせた7日間)
名付けられた。

その他に「曼殊沙華」とも呼ばれている。

これはサンスクリット語で

赤い花を意味する。

「マンジュサカ」からきており、おめでたい

事が起こる前触れに、天から赤い花が

降ってくるという仏教の経典に由来する。

英名は花の姿が蜘蛛(クモ)ににている

ことから、レッド・スパイダー・リリーと

名付けられた。

球根に有毒のアルカロイドを含む。

水田の畔(ほとり)に多く見られるのは、

田を荒らすモグラうあネズミが毒を

避けるため、人為的に植えられたもの。

墓地に多いのも、土葬した時代に遺体を

掘り返されないために植えられた

ものである。

そのためか不吉な花というイメージがある。

家に持ち帰ると火事になるとか、死人が

出るなどの迷信もある。

台風などの長雨で8月に気温が下がった

場合は開花が早まり、残暑が続くと開花が

遅くなる。

彼岸花の名所として特に有名なのは

埼玉県日高市の巾着田です。

高麗川が巾着型の蛇行する一帯が、

シーズンになると約500万本の彼岸花で

埋め尽くされる。

雑木林の間にある群生地では、黒い木の

幹と赤い彼岸花のコントラストが、

妖しいまでに美しい。

広い敷地内をつぶさに見て回れば、珍しい

白い彼岸花も見られる。

高麗川沿いに遊歩道が整備されているので、

歩きやすい。

同時期に田の堤に沿うように作付けされた

コスモスも楽しめる。

9月中旬から10月初旬までの

「曼殊沙華祭り」期間中は、サイボクハムや

高麗ビールなどのご当地グルメの屋台や

猿回しなどのステージイベントもあり、

毎年30万人もの観光客が訪れる。

日高市は埼玉有数の栗の産地、名産の栗を

使ったお菓子をお土産にするのもいい。

日和田山(標高305㍍】の山頂からは、

巾着田の全景が眺められる。

登山口から山頂までは50分くらい。

また、付近には見どころもたくさんある。

秋の代名詞コスモス

コスモスの原産地はメキシコで、キク科の

1年草である。

日本には明治12年(1879年)に

イタリアからもたらされている。

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日露戦争が終結した明治38年(1905年)

頃から全国的に普及。

秋を彩るモダンで可憐な花として大いに

もてはやされた。

現在ではなかば野生化しているものが多い。

花びらが桜に似ていることから「秋桜」とも

表記される。

語源の「コスモ」はギリシャ語の宇宙の

秩序を意味する。

山形県と宮城県の県境、蔵王連峰の北端に

位置する面白山高原、

「コスモスベルグ」

公園は、その名の通りコスモスの

名所として知られている。

約7㌶の斜面一面に植えられたコスモスは、

約50品種1000万本という壮大な

スケール。

面白山高原駅を降りると、珍しいオレンジ色の

キバナコスモスの大コスモス畑が広がる。

紅葉が美しい紅葉川渓谷、ダイナミックな

藤棚の滝など、見どころも多い。

山寺の名で知られる名刹立石寺は隣の駅に

あるので、立ち寄るのもいいでしょう。

見頃は9月上旬。

長野県の北端に位置し、優美な山容から

「信濃富士」ともいわれる黒姫山。

その東側斜面に広がる

「黒姫高原コスモス園」もコスモスの

名所として知られている。

冬はスキー場となる3万8000㎡の

広大な斜面に約50品種100万本の

コスモスが見渡す限り続く。

海抜900㍍の高冷地でコスモスに適した

気候であるため、花色が鮮やかで開花

時期も長いのが特徴。

チョコレートの色と香りを持つ

「チョコレートコスモス」

八重咲の「ダブルクリック」など珍しい

コスモスも見られる。

麓から標高1030㍍の「望湖台」までは

パノラマリフトが通じ、野尻湖や北信州の

山々の景観と共に、咲き乱れるコスモスを

見下ろせる。

開花時期には、

「黒姫高原コスモス音楽祭」が開催される。

最近は8月から花を咲かせるダリアを

2000株植えて、コスモスと共に楽しめる

ようになり、さらに色彩に溢れる光景が

人気を博している。

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