健康・美容

乾燥の季節!オイルで潤いを保つ

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近年注目され、店頭にもたくさんの種類が並ぶ美容オイル。

年齢を重ねた肌には大切な成分と知ってはいるけど

「何を選んで、どう使っていいのかわからない」

「使用感が苦手」という人も多いのでは・・・。

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オイルを使って上手に潤いをキープ!

なぜオイルが必要か?

スキンケアの最初に導入剤として、オイルを塗ると化粧水の浸透が良くなる?

皮脂膜は、私たちの体を覆っている皮膚の一番外側。

皮脂腺から分泌される皮脂が汗と混ざり合って皮脂膜となり、

バリア保護しています。

分かりやすくいうと、油分によるコーティング。

もし水溶性のものが皮膚から簡単に入るなら、有害なものも入ってしまう。

そうならないための保護です。

皮膚は排せつ器官なので、吸収はあまり得意ではありません。

ですが、オイルは水溶性のものより吸収しやすい。

市販の化粧水もグリセリンなど油分と相性の良い成分が処方されています。

加齢で肌のターンオーバーのサイクルが長くなると角質層が厚くなり、

美容成分を入れようとしても、なかなか難しい。

そこで、角質を柔らかくする働きがあるオイルで受け入れやすい環境にし、

かつターンオーバーを正常な状態に近付ける手助けをする、というわけです。

肌の調子を整えるカギとなるオイルは何?

それはワックスエステルです。

皮脂膜は6種類の皮脂で構成され、約4割が中性脂肪

(オレイン酸、パルミトレイン酸など数種類で構成)、次が2~3割を

占めるワックスエステル、約1割がスクワレン、その他コレステロールなど。

ちなみに、よく耳にするスクワランオイルは、酸化しやすいスクワレンを

化粧品の原料として持たせるために、99%のスクワレンに1%水素を

添加したものです。

肌が乾燥したり調子が悪いのは、加齢や外的ストレスなどで、これらの

バランスが崩れるから。

年齢と共に皮脂は減少しますが、全ての成分が同じ割合で減るのではなく、

構成が乱れた状態で個人差があります。

また、ホルモンに影響されるので男女差もあり、女性は20歳頃をピークに

皮脂は減少し、閉経前にぐっとへります。

男性は年齢を重ねると過剰に分泌されますが、ワックスエステルだけは減少し、

これが加齢臭や抜け毛の原因になります。

女性は全体が減った上に、大切な機能を持つワックスエステルも

ぐんと減ってしまいます。

ワックスエステルをベースに考える

ワックスエステルの働きとは?

皮膚、毛髪、爪、目の角膜など、私たちの体をガードし、水分や栄養を

保持してくれるので、健やかな髪や肌には欠かせません。

しかし、中性脂肪など他の脂質は経口摂取できますが、ワックスエステルは

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できないので、スキンケアとして補わない限り減少する一方。

では何で補うのかというと、植物でワックスエステルを含んでいるのは唯一、

ホホバオイルだけなのです。

ワックスエステルはには「酸化しない」という最大の特徴があります。

アルガンオイルやマルラオイルなど、他は主成分が中性脂肪で酸化リスクが

ありますが、ホホバオイルはその心配がありません。

ここが、ビューティーオイルとして高く評価されている点です。

使い心地がサラッとして、初心者も使いやすいオイル

経口摂取できない分、今まで補った事が無いひとはホホバオイルだけでも

効果を感じやすいと思います。

皮膚の軟化作用があるので、洗顔後に導入剤として肌を柔らかくし、

それから化粧水など普段のお手入れを。

もしそのまま塗るのに抵抗があるなら、化粧水とブレンドしても大丈夫。

続けるためにも「使い心地の良さ」を優先してください。

風呂上りに水分をしっかり拭き取らない状態でホホバオイルを入れて

あげると、より効果的です。

付け方は、こすって伸ばすのではなく、ハンドプレスで。

手は最強の美顔器。

人肌とオイルは相性がよく、口の周りは手をアイロンに見立てて、

しっかり押し込んで。

頬はリフトアップにもなるので、下から上にプレスしてください。

ポイントと注意点

メイク直しもホホバオイルでできるのです。

化粧崩れは、皮脂のバランスが崩れて水分が蒸散し粉が浮いた状態。

そこに粉を足しても同じなので、少量のオイルを乾燥するところに

入れてあげる。

あぶらとり紙使用後でもOK。

テカリは取り除き、ツヤ感を出すことができます。

気を付けたいのは、開封後は「3ヵ月で使い切る」こと。

ホホバオイルも、酸化リスクは無くても雑菌混入リスクはあります。

ローズヒップオイルだと酸化しやすいので、1ヵ月が限度。

オイルはお買い得の大容量より、割高でも小瓶を買うべき。

また購入する際は「安い物には理由がある」ことを念頭に。

悩み別ブレンド例

≪ 20㎖の場合 ≫

ベースオイル(90%)

ホホバオイル(主成分 ワックスエステル)

*高い酸化安定力と水分保持力、表皮軟化作用による

 ターンオーバー促進、皮脂バランスの調節などの
 
 期待ができます。

        
 
ブレンドオイル(10%)

*トータル5滴までOK

乾燥・・・・・アルガンオイル

シミ、そばかす(美白)・・・マルラオイル

しわ、たるみ・・・アルガンオイル、マカダミアンオイル

毛穴、吹き出物・・・マラクジャオイル

肌荒れ・・・・タマヌオイル

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