街スナップフォト。
街といっても規模はさまざまですが、
とても身近なな場所ではないでしょうか。
スナップ写真は“これを撮る„と
対象を決めずに、歩きながら気になった
ものを撮影するスタイル。
街では歴史ある建物やおしゃれなカフェ、
犬や猫、花壇に咲く花など、たくさんの
被写体が見つかるはずです。
今回は、面白い撮り方のコツ。
パノラマやボケを生かした撮影を
まずは、パノラマ写真。
iPhoneや一部のアンドロイド端末で撮れる
機能です。
パノラマの設定は、カメラを起動した後、
画面下部をスライドし「パノラマ」を
選択します。
シャッターボタンをタップすると撮影が
スタートするので、同時に端末を、平行に
ゆっくりと動かします。
画面の矢印が右端まで移動すれば
撮影は完了です。
本体を横に持って縦方向に撮影すれば、
縦向きのパノラマ写真も撮ることが
できます。
パノラマ写真は、デフォルトのカメラでは
撮れない人間の視界を超えた世界を写し
取ります。
横長の駅舎のような建物や、高い場所から
街を広域に見下ろした撮影など、見どころ
たっぷりで迫力のある写真になります。
もう一つは、ポートレートモードです。
こちらも、一部のiPhoneや一部の
アンドロイド端末に搭載されています。
ポートレートモードは、ピントを合わせた
被写体の前後をぼかすことができます。
被写体にある程度の大きさがないと
撮影ができませんが、少し大きめの
花などであれば、一眼レフカメラで
撮影してようなボケを生かした写真が、
簡単に撮れます。
背景をぼかすことで、主役が浮かび
上がる効果もあります。
街にある被写体で着目したいのが、
ガラスなど反射をするものです。
ショーウィンドや道路にあるカーブ
ミラーをのぞいてみると、いろいろな
景色が写り込みます。
意識しないと通り過ぎてしまいますが、
街スナップのときには、ぜひ注目
してみてください。
また、通りや駅のホームなど奥行きの
ある場所は、斜線や放射状のラインを
イメージして構図を考えると、迫力の
ある写真に。
これらは、基本構図の一つで写真の中に
リズムも加えることもできますので、
いろいろ工夫してみてください。