子育て

「幼少期」子どものしつけにアドバイス!

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子どもが社会に出て自立できるように、

食事のマナーや公共の場でのルールなどを

教えるのも家庭の役割の一つ。

しつけの考え方のちょっとしたアドバイス。

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見えたままを伝える

しつけがうまくいかず、

「何度も言っているのに、
 どうして分からないの?」と

怒っている親の姿を、時折見かけます。

改善するポイントはありますか?

幼少期の子どもは、興味・関心が広く、

気持ちが移ろいやすいので、なかなか親の

指示通りに行動できず、お母さんは本当に

大変だと思います。

しつけでうまくいかないと思ったら、何かを

「教える」よりも、まず、その子を「認める」

ことから始めたらいかがでしょうか。

誰でも自分の行為が否定されずに、認められと

安心し、自信を持ちますし、落ち着きます。

◇具体的にどう関わればよいのか?

「~しなさい」と指示・命令を先に

するのではなく、子どもの今の状況を

そのまま言葉にするコミュニケーションを

優先するのです。

「きょう、いつもより早く起きたね」

「きょうは食欲があるね」

朝から「早く起きなさい」「忘れ物ない?」

などと、言われ続ける子どもたちが多くいます。

もちろん、お母さんは「ちゃんと育てよう」

「しつけよう」という思いなのですが、

子どもとしては自分を受け入れられていない

ように感じます。

そうした言葉を掛け続けられると、どうしても

自分に自信が持てなくなるし、親の言うことも

素直に聞き入れことができないので

はないでしょうか。

最初の言葉が正しい

なかなか寝ないときは

「早く寝なさい!」と言い

続けてしまいます。

もちろん、子どものために言うべき

時はあります。

「~しなさい」と言う回数を、いつもより

少し減らすという心掛けから始める

ことでも十分でしょう。

叱るときも、褒めるときもそうですが、

言うべきことは、回数を少なめに的確に

伝えた方が効果的です。

最初は「静かにしなさい」だけだったのに、

なかなか言うことを聞かないからといって

「いつもそうなんだから」

「前にも言ったでしょ」「ダメな子ね」などと

余計な言葉が増えてしまいがち。

最終的には、静かにすることが目的だったのに、

人格批判までして、子ども自身を傷つける

言葉を言ってしまうこともあります。

叱るときには、たいていの場合、最初に

言った言葉が正しいのです。

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先ほどの例は、「静かにしなさい」です。

この1回目に言った言葉を、語気を強めながら

3回繰り返してみてください。

3回でも聞かなければ、今は聞けない状態

なのだと諦めることも必要でしょう。

「~しなさい」と小言を何度も言われるよりも、

短めにポンッと言われる方が子どもの記憶に

残るものです。

◇やり方を丁寧に伝えても
        できない子もいます。

子どもにとって、指示内容のハードルが

高いものかもしれません。

ともすれば、親は子どもに100点満点の

行動を要求してしまいます。

30点や60点の行動では満足できない。

ただ、親が思っているよりも、子どもは

日常生活の行動を一つずつ、ゆっくりと

身に付けていくものです。

やるべきことを難しくしないで、まずは

簡単にできることから指示をしたら

いかがでしょうか。

一つのことができたら、次のステップに移る。

そうして達成感を得ながらできると、

子どもは伸びていきます。

「できた!」という

喜びを重ねていきたいものです。

駄々こねへの対応

親子で一緒に買い物に行くと、

「あれを買って」と

駄々をこねる子がいます。

こうした子どもへのしつけは?

忙しいときに駄々こねが始まると

お母さんの疲れもたまります。

問答無用で「ダメ!」と否定することも

あるでしょう。

ただ、しつけを厳しくすることは、

「諦めさせること」ではありません。

気持ちを受け止めて行動することが

ポイントです。

子どもが騒いだり、駄々をこねたりした

ときでも、できる限り、気持ちを

受け止めることを心掛けましょう。

例えば、買い物中に

「ゲームを買ってほしい」と

駄々をこねてきたら、

「ゲームしたいよね。
  ママもしたいわ。どうしようか」

「買ってほしいよね。ママも買ってあげたいけど
  お金が足りないよ。どうしようか」

などと、子どもに言動がいい悪いではなく、

気持ちを受け止めることを優先させるのです。

十分に受け止めた上で、家庭環境によって

できないことはできないと言って

あげればいいのです。

◇十分に気持ちを受け止められると
  気持ちも落ち着きますね。

心が満たされれば、親の言うことも受け入れ

やすくなるもの。

静かにさせるためにお菓子を与える、テレビを

見せるといった、すぐに効果が出る即効性の

ある対処法は、一時はよくても、後から

ひずみが出るように感じます。

根気がいる作業ですが、気持ちに寄り添った

会話を中心にしてじっくり教えていく方が

時間がかかるようで最終的には自立が

早まり、子育て自体が後で随分と

楽になるものだと思います。

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